地震対策 阪神土建活動状況

お知らせ(詳細)

関西建設アスベスト大阪訴訟 第21回期日【結審】2015年5月26日

5月26日(火)大阪地裁にて結審が行われました。裁判開始前に結審前集会を行い、阪神土建を含む支援団体や各地で行われているアスベスト裁判の原告・弁護団が激励に駆けつけました。また、裁判所への入廷の際はマスコミ各社が駆けつけ、結審後は記者会見が行われるなど、世間の注目度の高さが明らかになりました。
法廷では弁護士による弁論、原告の意見陳述が行われました。

■ 提出書面・弁護士弁論
  1. ①石綿建材に関わる被告企業・国の行動について。
  2. ②シェア上位の被告企業の責任の重大性について。
  3. ③一人親方に対する国の責任について。
  4. ④被害の重大性・建築作業従事者の被害の特徴について。

以上の総ページ700頁以上の書面を提出しました。
被害、建材メーカーの責任、国の責任、それぞれの観点から弁護士7名による弁論が行われました。

■ 原告意見陳述

原告NOさんは、50年間大工の仕事をしてきました。しかし、肺がんに健康と大好きな仕事を奪われました。益々体調が悪くなる中携帯酸素を携え、生きがいを奪われた悔しさ、被告企業らに対する怒りを裁判所へ訴えました。
原告YGさんは、夫を肺がん告知後わずか4ヶ月で亡くしました。まだ幼い子供を残してこの世を去った夫の無念さ、夫の命を奪われたご自身の悲しみについて涙を湛えながら裁判所へ語りました。

≪今後の予定≫
 判決 平成28年1月22日(金) 14:00~

  • 結審前集会
  • 裁判所前でアスベスト被害を訴える原告
  • 原告団入廷
  • 全国の仲間が終結
  • 裁判所前に駆けつけたマスコミ

関西建設アスベスト大阪訴訟 第20回期日2015年3月20日

3月20日(金)大阪地裁にて第20回期日が行われました。裁判開始前に裁判所前にてアスベスト裁判の宣伝を行い、署名を裁判所に提出しました。たくさんのご署名ありがとうございます。
期日では弁護士による弁論、原告の意見陳述が行われました。

■ 提出書面・弁護士弁論

原告全員について、それぞれ各人が行った作業や被害の重大性に関する書面。国に対する責任をさらに明確にするため、労働者性に関する書面、防塵マスクに関する書面、製造販売禁止の規制に関する書面が提出されました。
 弁護士による弁論では、被告企業のアスベスト製品・ノンアスベスト製品の販売時期や社長インタビューの記事などを示しながら具体的な責任について弁論されました。

■ 原告意見陳述

昨年7月に行われた本人尋問で証言したとおり、原告NKさんは悪性胸膜中皮腫と診断されて以来、抗がん剤治療をしながら生活してきました。しかし、昨年末に肺炎と心不全を併発し、緊急入院しました。胸の痛みによって横になって眠ることもできず、現在は酸素ボンベが手放せない生活をしています。昨年末の緊急入院から退院後の生活、現在の体調、現在の思いを切々と裁判所へ訴えました。

≪今後の予定≫
 第21回期日 5月26日(火) 14:00~(結審予定)

  • 街頭にてマイクを持つ弁護団
  • ビラを配る原告
  • 原告団
  • 阪神土建含め、多くの仲間が支援

関西建設アスベスト大阪訴訟 第19回期日2015年1月16日

1月16日(金)大阪地裁にて19回期日が行われました。裁判前には裁判所前にてアスベスト裁判の宣伝を行い、皆様にご協力いただいた署名を裁判所に提出しました。
期日では弁護士による弁論、原告の意見陳述、原告GKさん本人尋問が行われました。

■ 提出書面・弁護士弁論

泉南アスベスト国賠訴訟最高裁判決、建設アスベスト九州訴訟福岡地裁判決で国の責任が認められた意義について、書面を提出し、弁護士が弁論を行いました。

■ 原告意見陳述

建築現場で電気工事や築炉作業に従事していた原告MSさんは、アスベストという毒が入っている建材を売り続け大儲けした企業の責任が問われないことの理不尽さを訴え、現場で働いていた時、どのような建材を使用していたか。現場実態をよく知っている原告本人から裁判所に証言採用を求めました。
*原告本人は体調を崩し欠席のため、弁護士が代読しました。

■ 原告本人尋問

32年間建築現場で内装ボード貼り等の仕事をしていた原告GKさんは現場での建材の納品チェックを自ら行っており、どのような建材を使用し、どのように暴露したのか記憶を基に詳細に証言しました。

≪今後の予定≫
第20回期日 3月20日(金) 14:00~
第21回期日 5月26日(火) 14:00~

  • 提出した署名
  • 弁護団
  • 証言をした原告
  • 傍聴した阪神土建の仲間

泉南アスベスト国賠訴訟 終結2015年1月18日

国の責任を認めた昨年10月の最高裁判決を受けて大阪高裁に差し戻しされた1陣原告との和解が昨年12月に成立し、裁判長の「長い間ご苦労様でした」の言葉と共に8年に亘る泉南石綿訴訟が終わった。
判決後に東京で原告と面談し謝罪した塩崎厚労大臣が18日に原告宅を訪問。
泉南市で開かれた原告団との集会で塩崎大臣は「石綿関連疾患の医学的研究の着手を支持し、未提訴の被害者への和解の周知に努める」と説明。

建設も泉南に続き、勝利を納められるよう頑張りましょう。

泉南の勝訴判決に続け! 建設原告へ「勝訴旗」引継2014年11月27日

11月27日の第18回裁判期日の後「泉南から建設に勝利をつなぐ11・27アスベスト大集会~すべてのアスベスト被害の救済と根絶を~」と銘打った大集会が、大阪市天満の天満研修センターで開かれました。
東京や九州など遠くからの参加者も多く、また組合関係の人や学者、公害訴訟の代表の方など多方面の方が来られて、総勢307人の大集会でした。全建総連の清水書記次長も参加され、建設組合を代表してあいさつをされました。
関西建設アスベスト訴訟原告団を代表して、阪神土建足立委員長と京建労の酒井書記長が決意表明を述べました。
その後、泉南最高裁判決の際に掲げた「勝訴」旗が、泉南の方から建設へと引き継がれました。この「勝訴」旗は、TVの映像や新聞の写真に多く掲載された「あの旗」なので、ご存知の方も多いでしょう。
国に対しては、ほぼ勝利は間違いないものと言えますが、企業の責任と一人親方に対する責任、この2点についてはまだまだ闘いが続きます。
また、昨年11月に行なわれた保険証交換学習会の一部会場で、原告によるカンパ行動を行ないました。多くの方にご協力いただき、誠にありがとうございました。
建設アスベスト大阪訴訟もいよいよ終盤を迎えようとしています。皆様の支援が今後とも必要ですので、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いします。

社保対部長 今川修二

  • 泉南、建設京都、建設大阪原告の皆さん

関西建設アスベスト大阪訴訟 第18回期日2014年11月27日

11月27日(木)大阪地裁にて18回期日が行われました。
午前は被害者ごとに使用していた建材より、製造被告企業の絞込み。泉南アスベスト最高裁判決、九州建設アスベスト判決を経ての弁論、意見陳述が行われました。

原告GKさんが自ら裁判所へ自身の再尋問の必要性、被害者には命の時間が限られていること。そして、その命はいつ消えてもおかしくない状況にあることを力強く裁判所に意見陳述しました。

≪今後の予定≫
第19回期日 1月16日(金) 14:00~ 原告尋問
第20回期日 3月20日(金) 14:00~
第21回期日 5月26日(火) 14:00~

  • 副団長と弁護団
  • 意見陳述した副団長
  • 大阪原告団

泉南アスベスト国賠訴訟2014年10月9日

最高裁が国の責任を認める判決 すべてのアスベスト訴訟に影響大

 提訴から8年に及ぶ泉南アスベスト国賠訴訟で、原告勝訴の最高裁判決が出ました。
国が昭和33年時点でアスベストの危険性を認識しながら、昭和46年まで工場内に局所排気装置の設置を義務付けなかったのは、適時適切な規制権限の行使にあたらないと、最高裁はアスベスト被害に対する国の責任を初めて認定しました。
建設現場における唯一有効なアスベスト対策である防塵マスクの義務付けは平成7年とさらに遅れ、被害拡大の一因となりました。
この判決を建設訴訟勝利につなげていきましょう。

執行委員長 足立 司

  • 声明(クリックで拡大)

関西建設アスベスト大阪訴訟 第17回期日2014年9月25日

9月25日(木)大阪地裁にて17回目期日が行われました。終日に渡り、森裕之立命館大学教授の専門家尋問がおこなわれました。

■ 提出書面

製造禁止、国が建設作業従事者にアスベスト被害が発生することを知っていたこと、一人親方に関する実情を主張する書面を提出しました。

■ 証人尋問

我が国のアスベスト問題研究の第一人者である、森裕之立命館大学教授が専門家として証言してくださいました。森教授は国内外の文献はもとより、欧米・アジア諸国におけるアスベスト被害の実態や補償制度などについて研究されています。

建設業では2次、3次下請けという構造的に労災事故が多発していること。国がアスベストの有害性を認識していながら十分な規制や対策をとって来なかったこと。メーカーがアスベスト有害性を認識する一方で、アスベスト建材の販売促進し、安全性をアピールしていていたこと。など、研究成果を語っていただきました。

≪今後の予定≫
第18回期日 11月27日(木) 10:30~ 原告本人尋問
第19回期日 1月16日(金) 14:00~
第20回期日 3月20日(金) 結審

  • 裁判所前でアスベスト被害を訴える
  • 立命館大学 森裕之教授
  • 原告団と弁護団
  • 首都圏からも激励が

関西建設アスベスト大阪訴訟 第16回期日2014年7月17日

7月17日(木)大阪地裁にて16回目期日が行われました。午前中に原告NSさん、証人UMさん。午後からは引き続き証人UMさん、原告NKさん、Oさん、URさんの尋問が行われました。

■ 提出書面

吹付の禁止、集塵機付電動工具の使用義務付け、及び泉南第2陣高裁判決に関する国の主張に対する反論の書面などを提出しました。

■ 証人尋問

UMさんは、被害者の一人である義兄の故Eさんと同じ現場でクロス貼り、床工事の作業を行っていました。作業の具体的な内容や使用していた建材について証言、現場の実態を裁判官に訴えました。

■ 本人尋問

NSさんは約50年にわたり大工として働いていました。「アスベスト」と「石綿」が同じものであることや、体に悪いものとは知らずに働き続け、肺がんを発症しました。今回はますますひどくなる息切れと体調悪化に苦しみながら証言台に立ちました。
NKさんは改修・解体工事をする中で40代という若さでアスベストに暴露、悪性胸膜中皮腫となり、余命わずか数年と診断されました。現在は抗がん治療の為、入退院を繰り返しています。「妻や子供のことを思うと不安で堪らない。」「今後自分のような被害者を出さないで欲しい」と理性的にはっきりとした力強い口調で裁判所に訴えました。
Oさんのお父さんは47年に渡り塗装工として働かれていました。アスベストの危険性を知らされないままに石綿肺となり、呼吸困難に苦しみ、食事も取れずにやせ細って亡くなっていったお父さんの無念を証言しました。
URさんの故夫は船内大工、内装工として働き、悪性胸膜中皮腫と診断されました。抗がん治療や13時間に及ぶ手術を受けましたが、治療のかいなく亡くなられました。優しく働き者だった夫を失った悲しみを涙ながらに訴えました。

原告・証人尋問は今回で終了、次回から専門家尋問に入ります。

≪今後の予定≫
第17回期日 9月25日(木) 10:30~ 森裕之教授(立命館大学)の証人尋問
第18回期日 11月27日(木) 10:30~
第19回期日 1月16日(金) 14:00~
第20回期日 3月20日(金) 結審

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