機関紙「阪神土建」

ここではその中からいくつかの記事を抜粋して掲載していきます。阪神土建労働組合のことをもっと知りたい!という方必見です。

2017年12月27日更新

新年あいさつ

建設国保の資格確認 皆さまの協力に感謝
執行委員長 足立 司

 あけましておめでとうございます。旧年中は組合活動にご協力いただき、ありがとうございました。
 昨年、全国木造建設事業協会(全木協)は災害発生時に応急木造仮設住宅を建設する協定を兵庫県と結び、兵庫県建設労連(兵庫県連)と提携して全木協兵庫県支部を設立。これにより本来は禁止されている建設業における派遣業務が、労働組合のみが行なえる労働者供給事業という厚労省認可事業に基づいて行なえることになりました。
 組合員の皆様には大工職を中心として事前に登録していただき、災害発生時に参加の可否を問い合わせさせていただくようになります。被災者に住み心地の良い木造仮設住宅を迅速に建設できるよう、多くの登録をお待ちしております。
 組織拡大の取り組みでは、国交省が進める社会保険未加入対策が大きく影響しました。1月から11月までの加入者数を比較すると、平成28年が609人に対し、平成29年は759人となり、加入理由も労災保険加入や適除事業所への雇用が多数を占めました。
 建設国保関連では、昨年7月から建設国保加入者全員を対象とした資格確認が行なわれました。これは会計検査院の指示によるもので、加入者の皆様にはご不便おかけしましたが、阪神土建組合員で見ると昨年12月時点でおよそ97%の提出率となりました。ご協力いただきありがとうございました。建設国保の安定運営のため、今後ともご理解とご協力をお願いします。
 昨年10月に建設アスベスト訴訟では初めてとなる高裁判決が東京高裁で出ました。各地の地裁判決から数えると7回連続で国の責任を認め、京都・横浜地裁に続き石綿建材メーカー数社の責任を認めました。
 大阪訴訟は3月に結審を迎え、秋ごろに判決の見通しです。アスベスト被害の早期解決・全面救済に向けて全国の訴訟団とともに運動を進めます。
 私たちの要望を実現させるためには、諸運動の推進が必要です。皆様のご理解、ご協力のほど、よろしくお願いします。

  • 足立執行委員長足立執行委員長

全建総連中央総決起大会

労働環境の改善を目指し 若者が入職しやすい産業へ

 曇り空で寒さ厳しい日となった昨年の11月22日、東京の日比谷公園大音楽堂で「11・22賃金単価引き上げ、予算要求中央総決起大会」が開催され、全国49県連・組合から3千739人が結集し、阪神土建から6人が参加しました。
 冒頭、主催者あいさつとして今年の定期大会で新たに選出された吉田中央執行委員長から全建総連の先頭に立って闘う決意として、建設国保補助金の現行水準確保をはじめ、建設技能者の育成、小零細建設業者の仕事受注など、諸要求実現に向けて全力で取り組むと話しました。
 来賓として会場にかけつけた自民党、公明党、立憲民主党、希望の党、民進党、日本共産党、自由党、社民党の各党代表者から、建設国保予算確保への協力と賃金・単価の引き上げなど全建総連の要求に沿ったあいさつがありました。
 その後、勝野書記長の基調報告では、各省から出された8月の概算要求の総額が、4年連続で100兆円を超える約101兆円となり、このうち、厚労省は国保組合に関わる概算要求で2962億5千万円を要求したことをあげました。
 これは全国の仲間で取り組む「夏のハガキ要請行動132万9233枚、地元国会議員要請行動での議員本人116人を含むのべ666人への要請行動の取り組みが大きな成果となった」として仲間の健闘をたたえました。
 閉会後は、参加者一同で「建設国保を守れ」「アスベスト被害者を救済せよ」などのシュプレヒコールをしながら東京駅までデモ行進をしました。

  • 全建総連中央総決起大会全国から3千人超が結集

全国の仲間の熱意を感じて

 国会開催中でも、与野党問わず、主だった政党から来賓として議員さんも来られており、吉田中央執行委員長から要請書を直接受け取っていました。その切実な要望に真剣に取り組んでもらい、建設労働者の賃金アップや待遇改善につなげて欲しいと感じました。
 全国から集まった全建総連傘下の組合員の皆さんの熱い思いを感じた中央総決起大会でした。

尼崎支部書記局 田中寿彦

秋の拡大月間

新たに171人が仲間に
組織部

 昨年9月から11月まで秋の組織拡大月間に取り組みました。今回は残念ながら全支部目標達成はできませんでしたが、2支部が実増達成し、新たに171人の仲間が加わりました。
 期間中の加入動機は、適用除外事業所に雇用77人が最多で、以下建設国保加入28人、労災保険加入31人、となっています。各支部の状況は、尼崎(47/67)、西宮(25/57)、伊丹(38/43)、阪神(29/29)、川西(21/21)、三田(11/12)です。(カッコ内は月間中の加入者数/目標数)
 全建総連の組織人員は、9月末組織調査の結果、62万人組織に回復し、2年連続で年間増勢を勝ち取ることができました。社会保険未加入対策など様々な情勢の変化に伴って組合の役割が一層大きくなる中、世代交代も今後、大きな課題となっています。
 「増やせる組合づくり」を掲げた取り組みを行ない、拡大月間が終了しても日々の拡大に前進していくことに変わりはありません。脱退防止、未加入者への声掛けなど皆さんのご協力をお願いします。

ハガキ要請行動

私たちの切実な思い 担当官が1枚ずつ確認
社保対部

 阪神土建では、建設国保の予算確保のため、ハガキ要請行動を7月と11月の年2回実施しています。
 尼崎・西宮・伊丹・阪神・川西・三田の各支部は、11月の保険証交換学習会を活用し、今回は1万枚を超える訴えを集めることができました。ご協力ありがとうございました。
 皆さんが書いた要請ハガキは財務省、厚生労働省それぞれの担当官が1枚ずつ手に取って内容を確認しています。
 今年7月に厚生労働省国民健康保険課長に新しく着任した鳥井課長が要請ハガキを見てコメントを出していますのでご紹介します。
 「初めて見た手書きのハガキに皆さんの強い思いが込められていると感じた。この思いを受け止めて、財務当局との調整に頑張っていきたい」。
 このように手書きの要請ハガキは確実に国に届いています。「一人くらい書かなくても誰かが書いてくれるだろう」というような考えでは我々全員の思いを国に届けることはできません。
 ハガキ要請行動は家族も含めてだれでも参加できる運動です。建設国保を守るためにも今後ともご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

社保対部長 今川修二

この道一筋 平成29年度 技能功労者表彰おめでとう

 平成29年度技能功労者表彰式が尼崎、西宮、芦屋、伊丹、宝塚、川西、三田の各自治体で行なわれ、阪神土建から11人が受賞されました。なお、三田市においては、制度創設初年度となる表彰式となりました。
 今後も建設職人の社会的地位および技術水準の向上に、また、後継者育成についてもご協力賜りますようお願いいたします。

尼崎市 技能功労者表彰
  • 室田  治(尼崎・配管工)
西宮市 技能功労者表彰
  • 杉山 高廣(西宮・電工)
  • 川畑 勇二(西宮・塗装工)
芦屋市 技能功労者表彰
  • 小川 雄三(西宮・大工)
伊丹市 技能功労者表彰
  • 平瀨 昇司(伊丹・設計)
宝塚市 技能功労者表彰
  • 東   嵩(阪神・大工)
  • 大淵 隆志(阪神・左官)
川西市 技能功労者表彰
  • 大﨑  實(川西・大工)
  • 大塚  篤(川西・大工)
  • 川本  清(川西・左官)
三田市 技能金蘭賞表彰
  • 鷹取  仁(三田・大工)